こんにちは!トリマーのMAYUです
動物に関わる仕事の一つとして『トリマー』という仕事があります
飲み会の席や美容室などで『私トリマーです』と自己紹介した時に
よく聞かれる質問をまとめてみました
トリマーがよく聞かれる質問
『トリマーって何?どんなことする仕事?』
そもそも動物を飼っていない人との接点が全くない職業なので
トリマーの仕事内容から聞かれることがあります
どんな方でも一番伝わりやすい端的な答えは
『犬の美容師さんです』です
つまり犬を飼い主さんからあずかって洗って可愛くカットしてお返ししています
だいたいの確率で『あ~~なるほど』と理解されます
余談ですが私はトリマーの前には『動物看護士』をしていたので
そっちの説明の方が難しかったです
ちなみにトリマーの仕事は『技術職』でもありますが
もっと深堀りすると『接客業』です
お客様は犬ではなく飼い主さんです
技術力は大切ではありますが、それを飼い主さんに伝える力がないと苦労します
『犬に咬まれないの?』
これもよく聞かれます
答えは
『咬まれることも過去にはあったけど、今は咬まれないようになりました』です
もちろん咬まれるリスクがゼロではありません
でもリスクは回避できます
咬まれるということは、『自分の犬への扱いが未熟だからね』とトリマーのMAYUは思います
だいたい自分が油断しているときに咬まれますので
昔は『こんなに咬まれちゃって』とか傷だらけの手を勲章のようにして
語っている人もいましたが
私的にはこの人ダサいなと思っていました
とはいえ咬まれることはトリマーだけの責任ではないです
その職場の環境や会社の方針にも関係しますし
飼い主さんとのコミュニケーションも大事なのです
『自分がやると咬まれるけどプロのトリマーさんなら大丈夫でしょ?』
という飼い主さんたまぁ~にいましたけど
飼い主さんが咬まれるなら、犬にとって一緒にも暮らしていない他人であるトリマーさんはもっと咬まれますよ(咬まれるの嫌だから咬まれないようにはするけど)
それよりもまず、ご自分の愛犬とちゃんと向き合ってくださいねと思います
『犬って大人しくカットさせてくれるの?暴れる子いるでしょ?』
『咬まれないの?』と同じくらい聞かれます
まぁ、落ち着かない子も中にはいますが
基本的に犬との友好関係が築ければ
犬は順応性が高いのでその状況に慣れてくれます
その空気づくりが大切だし、影響してくると思います
犬もずっと暴れてたら疲れちゃいますもんね
暴れることが自分を守るためのことだから犬はやっているんです
『それ必要ないよ』と犬がわかってくれれば
犬は落ち着いてくれます
また、環境の変化をあまり起こさないのも大切です
犬は環境の変化に敏感で、不安を持ったりします
それが落ち着かない原因となることもあるので
犬にとって『変化』となるアクションをなるべく起こさないと良いです
『トリマーは資格があるの?』
トリマーの社会的地位を探られているような質問です(笑)
トリマーは民間資格です
大体が動物の専門学校を卒業するとトリマーの資格がもらえます
民間の団体が試験を行って認定して資格が得られます
その団体はさまざまありますが 一番有名なのは『JKC(ジャパンケンネルクラブ)』という団体です
ちなみに私が行っていた専門学校はJKC認定校ではなかったので
JKCのトリマー資格はもっていません
今のところトリマーとして不便もしていません
『儲かるの?』とも聞かれたことがありますが
人それぞれだと思います
それはどの業界でも同じことが言えますよね
『出会いはあるの?』
。。。ゼロではないと思いますが
確率は結構低いと思います(笑)
主な理由は
- ほぼ少人数、女性ばかりの職場が多い
- 犬で寂しさが満たされている人が多い
- お客さんも女性が多いし、ご年配の方や既婚者が多い
- 家と職場の往復で1日終わっている人が多い
- 男性トリマーは逆にハーレムかと思いきや女性の怖さを知る(笑)
私も専門を卒業して
仕事を楽しくしていたら(当時は動物病院で働いていました)
気が付いたら4年間彼氏がいなかったです
職場で出会いを待っていても、4年間これっぽっちもありませんでした(笑)
なので自分から行動しないとダメだ!!と気が付きました
『何か飼っているの?』
話を広げてくれるためにしてくれる質問だと思います
ただ、当時私が飼っていたのは
『アメリカン・コッカー・スパニエル』という犬種で
絶対一回じゃ聞き取ってくれないし(笑)
この犬種を説明すのもめんどう大変でした
私の知り合いではそういう質問に答えるのが面倒で
犬飼ってるのに『飼っていません』という人もいました(←おいおい)
ちなみに今は『ビションフリーゼ』と『シーズー』です
でもちょっとマニアックな犬種を飼っていて
その犬種を知っていてくれたらすごく嬉しかったりします
ノリノリに話して相手を置き去りにしないように心がけています
まとめ
トリマーという職業は最初に述べたとおり
動物(特に犬)を飼っていないとなかなか出逢わない職業だと思います
専門職なので当たり前だと思います
でも意外と昔犬を飼っていた人や、実家で犬飼ってましたという人の
お話が聞けたり
相手が愛犬や愛猫の写真を見せてくれたり
悩み相談を受けたりすることも多く、ペットの話が広がったりして
そのことが嬉しかったりします
以前私の友達が私を紹介してくれる時に
「MAYUちゃんは、めっちゃおしゃれな仕事しているんだよ!」
言ってくれたことも嬉しかったですね
世の中にはこんな仕事もあるんだよ
というのを知っていただけたらいいなと思います